家庭菜園を楽しんでいる私は、毎年インゲンを植えています。ここ数年こつが分かってきて、収穫の量も大変なもの。でも、ここまで来るまでには少々の苦労がありました。せっかく蒔いた種をすっかり鳩に食べられてしまったり畑の土が硬くて大きく育てなかったりと、野菜を育てる苦労を知らされました。でも負けません。使い回しのきくインゲンは食材として魅力があります。「ぜったい育てて見せるぞ」と奮起し、退職してから本気になって取り組みました。私の実家は兼業農家です。父は会社勤めをしていましたから、農作業は母が中心になってやっていました。農業とは全く縁のない環境で育ち、看護婦の資格を取るために病院で働きながら学校に通っていたと云います。そんな母が結婚し、田畑を維持していくことになったのです。農作業は辛かったようです。義父から教わりながら一つ一つ覚えていったのです。義父が亡くなってからは母一人で悪戦苦闘。いつの間にか品評会で賞をいただくほどの専門家になりました。使い回しのきくインゲンも勿論上等の物が出来ます。インゲンは煮てお醤油で味付けした物がシンプルでおいしいです。色々な野菜と一緒に炒めたり煮付けにしたりしてもおいしいし、天ぷらはまたこたえられません。じゃがいもと一緒にみそ汁の具としても利用できます。まだまだ料理の方法はありますが、使い回しのきくインゲンはこれからの季節の楽しみな食材です。我が家の冷凍庫には昨年収穫したインゲンがまだ数袋入っているはずです。